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タグふれんず

絵馬のビックリ箱

ショート・ショート&長編ブログです。
眠れぬ夜に来てください。
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謝罪
個人的な用事で、またしばらく更新が出来ないと思います。
すいません。
| - | 07:55 | comments(26) | trackbacks(0) | |
スクエア 4話(多重世界2)
ゲームをパソコンにセットする。

もちろん、普通のハードゲームもするが、今回は違う。



《セカンド・ライフ》
第2の生活を歩むべくオンラインでゲームを進める。


オンラインゲームなら、ハードゲームよりもPCの方が接続が楽だし、大勢との会話を楽しむことができる。


今回、俺が手に入れたゲームは、

《ヘブンズ・ドア》

ゲーム内容は、対戦相手を天国へ誘うことができるのだ。


すなわち、フィールドを冒険している時、ライバルと遭遇すれば戦いが発生し、勝てば相手をゲームの世界から除外できる。


強い奴が常に生き残る、サバイバルが始まるのだ。
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| 長編オムニバス(スクエア) | 06:25 | comments(0) | trackbacks(0) | |
スクエア 4話(多重世界)
『コンコンッ』

ノックの音が聞こえる。

ドア越しに聞こえる、母の声。

『お母さんが見えて、コレを貴方に、って。あと、コレは…。』

母のセリフを最後まで聞かず、かき消すように、言葉を重ねた…

『ありがと、置いといて。』

ドア越しの足音に耳をすませ、立ち去るのを確認してからドアを開ける。



よしっ!と心の中でガッツポーズ。
頼んでおいたゲームソフトであることを、確認したあと急いで箱を開けた。

『チャリンッ』

…なんだコレ?

見ると、床に《鍵》が落ちている。

『ゲームに付いてたのかな?』

特別、気にせず早速ゲームを始めた…。
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| 長編オムニバス(スクエア) | 07:40 | comments(2) | trackbacks(0) | |
《人生演技》あとがき
え〜、第2話の終了。
そして今回も反省会の始まりです(笑)

まず、当初は《機械仕掛けのような会社と歯車のように働く社員》というテーマで書くつもりでしたが…。

《虫》になってしまいました〜☆
最後まで《虫》ネタ。
さらに、《木下 太一》もダメ社員の《演技》をしていた、という当初のネタも第一話とかぶってボツ。

さらに《DV》ネタは、もちろんラスト○レンズからです(笑)

次の伏線に繋げる為に、仕方なく使わせてもらいましたが…。

半ば無理矢理です。


次回は《多重世界》で、セカンド・ライフのようなバーチャル世界をテーマにした話です。では。
| ヒトリゴト | 07:46 | comments(3) | trackbacks(0) | |
スクエア 3話(人生演技8)
―嫌な音色を奏でる。

―《羽音》は、何処かに行ってしまった…。

―やがて、沈黙が。


―気が付くと…

―目の前には…

―社長を含め…

―会議に参加した、全社員の視線が…



―まぁるく、見開いた《目》が…

―まるで虫達が残していった、白い膜に包まれた、黒い《卵》のように見えた…。



会議が終わり、皆は私を避けるように、会議室を出ていった。

社長は、会議室を出るときに

『次からは、出席しなくていいから』

ぽんっ、と肩を叩いて部屋を出ていった。

呆然と座り続ける私の横で、《木下 太一》が、小声で…

『…お疲れさまでした』と呟いた。


―私は、何だか嬉しかった。皆が私を避ける中、コイツだけは私を避けないことに。

ジンワリと、涙が溢れそうになった。

『ありがとう』
心から、初めて言葉にした。
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| 長編オムニバス(スクエア) | 07:44 | comments(0) | trackbacks(0) | |
スクエア 3話(人生演技7)
食事が終わり、お義母さんが帰った後も、羽音は鳴りやまず、五月蝿く飛び交っていた。
仕方なく、飲めない酒を飲み、睡眠薬でムリヤリ寝ようと心みたが結局、一睡も出来ぬまま朝を向かえた。



『…行ってくる』

朦朧とした頭を抱えながら、会社に向かった。普段ならイラつく電車の満員ラッシュも、耳障りなアナウンスも今日だけは、静かに聞こえた。



私の頭に巣食う、虫達が奏でる羽音のおかげで…。



会社に着いてからも、羽音は激しさを増す。

『おはようございます…』

という言葉も、ほとんど聞こえない。

おそらく、というニュアンスだけで、挨拶をしながら会議室に向かった。
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| 長編オムニバス(スクエア) | 07:43 | comments(1) | trackbacks(0) | |
スクエア 3話(人生演技6)
『近くに来たもんだから、孫の顔でも見ようかと思うてな』

くしゃくしゃになった笑顔を振り撒きながら、お義母さんは笑う。


『ブーンッッ!』

―見にくるな。

心の内を魅透かされないように、私もへつら笑いで返す。

『そうですか。でも正明は《反抗期》なんですかね、部屋から出てこないんですよ』

『いんや、いいんよ。お土産だけでも、渡して貰えれば。』

手提げ鞄をごそごそといじくり、箱を取り出す。

…?

何やら《ゲームソフト》だそうだ。
正明が、お義母さんにせがんだらしい。

―アイツめ!電話なんてしてるのか?

『へぇ〜、ゲームですか?なになに…《ヘブンズ・ドア》ふーん。面白い名前ですね』



『ブーンッッッ!』
羽音が激しくなる。

―何が、天国への扉だ!お前が天国に一番近いくせに。

私は《扉》というフレーズにピンときた。

…たしか。

鞄から《鍵》を取り出し、お義母さんに見せる。

『タイミング良く、私も玩具を持ってまして〜、扉には《鍵》がつきものでしょ?』
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| 長編オムニバス(スクエア) | 06:23 | comments(1) | trackbacks(0) | |
スクエア 3話(人生演技5)
愛想笑いもできない、寡黙な男。

《木下 太一》

コイツとは、数えるほどしか話をしたことがないな。

一流会社の《舞台》に立ちながら、《演技》すら出来ない男。



しかし、それを真面目と捉えたか、十年間の勤務態度が良かったせいか、最近になって私と共に会議に出るようになった。
まぁ会議に出た所で特別、気の利いたセリフが言えるワケでもなく、ただただ黙々と話を聞いているだけだが…。



今日も会議があり、私は存分に《演技》をすることができた。

『〜の予算比に対し、〜の売り上げを達成しました。我が部署としては…』

全ての報告が終わり、席に着いた。
社長の顔色を伺うと、満面の笑みを浮かべている。…よし!

『同じ部署の木下くん!何かあるかね?』

『…いえ、何もありません』


社長に問われても、何も言えない男。

―情けない。

―私みたいに《演技》すら出来ないのか?

優越感に浸り、笑みが溢れる。
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| 長編オムニバス(スクエア) | 06:20 | comments(1) | trackbacks(0) | |
スクエア 3話(人生演技4)
駅を降りて会社へ向かう道を歩きながら、もう一度《鍵》を見る。
―オモチャか?

一瞬、玩具とも思えるほど輝く《鍵》
けれど、その精巧な作りはアンティークとも感じさせる。



…くだらない。

無造作に鞄に突っ込み、会社内へと足を踏み込む。

さぁ、《演劇》の始まりだ!
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| 長編オムニバス(スクエア) | 06:21 | comments(1) | trackbacks(0) | |
スクエア 3話(人生演技3)
いつしか私は、自宅で暴力を振るうようになった。自我の暴走だろう。会社でのストレスを家族にぶつける。



結果、妻は私を怖がり話をしなくなった。

子供は、高校に行かず部屋に引き込もり気味な生活を送っている。
でも私は十分に満足していた。

―新婚生活という《舞台》は終わった。

―使えない《共演者》は必要ない。



俗に言う《DV》
ドメスティック・バイオレンスだとわかっていても、体が抑えきれない。
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| 長編オムニバス(スクエア) | 06:19 | comments(1) | trackbacks(0) | |
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